2011年(平成23年)2月26日に、日本で『ニンテンドー3DS』が発売されました。
※EUは3月25日、アメリカは3月27日と珍しく日本が早かった。
ゲーム機としての基本的なつくりはDSとほぼ同じながらも、3DSは専用のメガネなどを必要とすることなく、ゲーム画面(上部)が立体で見えるという裸眼3DSが最大の特徴になります。
ファミコン3Dシステムのように専用のメガネをかけることもなく、バーチャルボーイのようにモニターをのぞきこむ必要もなく、普通に携帯ゲームを遊ぶような感覚で立体映像が楽しめるのは、長らく任天堂ウォッチャーをしてきた身としては、感極まったのを記憶しております。
任天堂のゲーム機で売れるのは任天堂のソフトだけと批判されることが多かったことから、3DS発売時は驚くほど任天堂のソフトが少なかったのも特徴になります。
発売2日間で約37万台を売り上げ、3月末の時点で106万台を達成しましたが、約半年後には本体価格を25000円(税込)から15000円(税込)と1万円も値下げすることを発表しました。
任天堂は「このままでは満足な普及ができない」と説明しておりましたが、これにより製造コストが価格を上回る逆さや状態になってしまったそうです(2012年7月時には逆さや状態解消)。
半年で1万円も大幅値下げをしたことは、すでに3DSを購入していた人にとっては不公平以外なにものでもありませんが、任天堂は値下げ前に3DSを購入した人に対して「アンバサダー・プログラム」を実施することで、その不公平感をなくしました。
値下げ前に3DSを購入した人に、バーチャルコンソールソフトを20本(ファミコン10本、ゲームボーイアドバンス10本)をプレゼントするというアンバサダー・プログラム。
元は値下げ前に3DSを購入した人に対しての不公平感解消プログラムだったのですが、特典のソフトが豪華すぎて、値下げ前に購入した人の方がラッキーと思われることもあったそうです。そんなアンバサダー・プログラムの特典ソフトはこちら