2002年2月22日にXboxが発売されました。
日本では2002年2月22日と2並びの日に発売されていますが、本国アメリカでは2001年11月15日に発売されています。
家庭用ゲーム機といえば、長らく任天堂、ソニー、セガの3強で、その3社とも日本企業であったところに、海外メーカーが名乗りを上げてくるのは衝撃的だったのを記憶しています。
ゲーム機でナショナリズムを刺激されるとは思いませんでしたが、やはりXboxは海外メーカーのものという理由だけで距離を置いてしまったゲーマーが多かったようにも思います。
Xbox発売の前年にはセガがドリームキャストの生産中止と家庭用ゲーム機事業からの撤退が発表されており、セガの大川功会長がビル・ゲイツに、Xboxにドリームキャストの互換性を持たせてほしいと直談判していたそうで、もしそれが実現したら、セガの魂を引き継いだゲーム機として、また日本では違った迎えられ方をしていたのかな?とも思ったりしました。
Xbox発売当時の希望小売価格は3万4800円でしたが、発売から3カ月後には2万4800円に価格改定され、翌年11月20日には、1万6800円にまで値下げされていました。
発売から2年を待たずに、本体価格が半値近くまで値下げされたりしておりますが、Xboxの初期ロットは、本体にDVDメディアなどをいれるとディスクが傷つくという不具合まであったりと、初期ロットをつかんでしまった人にとっては苦い思い出の方が多かったりするのでしょうか?(ディスクが傷つく不具合については、無償で本体修理などが受けられましたが)
日本では約50万台、全世界で2400万台の売り上げを記録したそうで、同世代だったプレイステーション2には及ばないものの、ニンテンドーゲームキューブよりは売れていたそうです。
ソフトの方を見ますと、全世界で最も売れたソフトは『Halo2』の849万本に対して、日本で最も売れたソフトは『デッドオアアライブ3』の24万本ということで、日本ではセクシー路線が強かったというか、世界に比べてちょっと際立った売れ方をしているようですね。
出典:Wikipedia