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2002年(平成14年)9月に犬の言葉がわかるおもちゃ「バウリンガル」が発売されました。
バウリンガル本体とマイク
画像出典:トリビアの泉
犬の首輪にマイクをつけ、マイクから拾った犬の鳴き声を分析し、手元の翻訳機で日本語に翻訳され画面に犬の感情を表現します。
翻訳のプロセスは2段階あり、最初に鳴き声を正門分析して「フラストレーション」「威嚇」「自己表現」「楽しい」「悲しい」「欲求」の6つの感情に分類し、その後ランダムで約200語の言葉に変換します。
何か学術的に裏打ちされたものがあるというものではなく、あくまで”おもちゃ”ではありますが、発想が発想なだけに、2002年度のイグノーベル賞平和賞を受賞しています。
ちなみに希望小売価格1万2800円と、おもちゃにしては高額の部類かと思いますが、約30万個も出荷されたそうです。
一発ネタに近い存在で、すっかり消えてしまったと思いきや、2009年には犬の気持ちが音声で再生される「バウリンガルボイス」が発売、2010年にはiPhoneアプリで「バウリンガル for iPhone」が発売されております。