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2001年10月18日に、JR東日本がIC乗車カード「Suica」のサービスをスタートしました。
これまであった磁気式のカードと違い、Felicaを使ったICカードは、自動改札機にタッチするだけでよかったり、残額などをチャージして繰り返し使えるなど、磁気式カードから飛躍的に使い勝手がよくなりました。
(磁気式カードは、改札機を通過するときに自動改札機にカードを入れないといけなかったり、残額のチャージができないことから、どうしてもカード自体が使い捨てになっていた)
ちなみにSuicaの名称は「Super urban intelligent card」の頭文字をとったものだそうです。
新宿駅にあるSuicaのペンギン像
Suicaといえば、ペンギンのキャラクターが有名ですが、このペンギンはもともと別でペンギンの絵本をかいていた「さかざきちはる」さんという絵本作家にデザインを頼んで作られたものだそうです。
で、こちらの絵本を知っている人の間で、Suicaのペンギンがさかざきちはるさんの描いている絵本に出てくるペンギンと似ていることから、Suicaのペンギンは、絵本に出てくるペンギンと同一人物(鳥)という誤解が広まっているそうで、Suicaのペンギンを「スイッピ」と呼ぶ人がいるそうです。
ただ、絵本のほうのペンギンには「スイッピ」という名前があるのに対して、Suicaのペンギンには名前がなく、JR東日本が「Suicaのペンギン」とか「ペンギン」と呼んでいるのも、絵本とSuicaのペンギンが違うキャラクターであることを明示していますので、気になった方は絵本の方のペンギンも見てみると面白いかもしれません。
さかざきちはるさんの描くペンギンの絵本は「ペンギンゴコロ」「ペンギンスタイル」「ペンギンジャンプ」などがありますので、ぜひ!