1997年(平成9年)12月20日に映画『タイタニック』が日本で公開されました。(アメリカは12月19日)
1912年に起きたタイタニック号沈没事故を基にした本作は、監督はジェームズ・キャメロン、主演はレオナルド・ディカプリオを迎え、興行収入が全世界で18億35000万ドルにも上り、当時の映画史上最高の興行収入を記録しました。
ちなみに、こちらの世界最高興行収入は、2009年(平成21年)に公開された映画『アバター』に抜かれてしまいましたが、こちらの『アバター』も『タイタニック』も同じジェームズ・キャメロン監督作品になります。
映画『タイタニック』は、1998年のアカデミー賞で11部門を受賞しました。
アメリカでは『タイタニック』よりも前からキャリアのある俳優さんでしたが、日本では『タイタニック』をして初めてレオナルド・ディカプリオを知る人が多く、中でも女性層に圧倒的な人気があり、メディアなどでは「レオ様」と表現されることがありました。
近年ではワイルドさがでてきて「レオ様」からは、だいぶかけ離れてきておりますが、『タイタニック』のころのレオナルド・ディカプリオはまさしく王子様のよう浮世離れな美しさをもった俳優さんでした。
映画『タイタニック』の世界的な大ヒットで、当時はアカデミー賞主演男優賞確実か!?などとメディアでも騒がれていましたが、結局は受賞ならず。ディカプリオがアカデミー賞主演男優賞を獲得するのは、2016年(平成28年)に公開された映画『レヴァナント:蘇えりし者』まで待つことになります。
レオナルド・ディカプリオ演じるジャックが、劇中で描くローズのデッサンは、ジェームズ・キャメロン監督が描いたもの。
ローズの孫娘であるリジーを演じたスージー・エイミスは、その後ジェームズ・キャメロン監督と結婚した。
20世紀最高の興行収入であり、21世紀に入り2017年現在でも歴代2位の興行収入を誇る映画『タイタニック』ですが、公開初週の興行収入は3300万ドルだった。
タイタニック沈没から100年目になる2012年には、映画『タイタニック』の3Dリマスター版公開された。
3D版と合わせて興行収入は約21億8000万ドルを突破。(1位のアバター約27億8000万ドル)。