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【2016年3月】ショーンK氏の経歴詐称疑惑を週刊文春が報じる

ショーンK
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ショーンK氏に文春砲

2016年(平成28年)3月、ニュースステーションなどでコメンテーターとして活躍していた経営コンサルタントのショーンKこと、ショーン・マクアードル川上氏の経歴詐称疑惑が報じられました。

ショーンK氏の経歴詐称疑惑を報道したのは、当時ベッキー氏の不倫報道などで飛ぶ鳥を落とす勢いだった週刊文春。

ショーンK氏のついた嘘

ハーバード・ビジネス・スクールのMBA(経営学修士)習得
→一般公開されているセミナーを聴講した程度。

テンプル大学卒業
→最終学歴は高卒。

経営コンサルタント
→一応下請け程度のコンサルはしていた模様。

ショーン・マクアードル川上という名前
→ただの芸名だった。本名は川上伸一郎。

ニューヨーク出身
→熊本県出身。

アメリカ人と日本人のハーフ
→純日本人

※ショーンK氏の虚言壁は昔からだそうで、高校時代にホラッチョ(ほら吹き)川上と呼ばれていたそうな。

素早い撤退

週刊文春の報道後、普通の芸能人だったら嘘を貫き通すなり、ノーコメントで騒動が沈静化するのを待つはずなのが、ショーンK氏は意外にもあっさりと疑惑を認めてしまい、ニュースステーションなど、多数のレギュラー番組を降板してしまいました。

ニュースステーションについては、番組内でショーンK氏自ら、疑惑について釈明することなく番組をお休み、そのまま降板となりましたが、ショーンK氏がパーソナリティーを務めるラジオ番組MAKE IT 21 TVでは、ショーンK氏の言葉で謝罪があり、そのまま番組は終了となりました。

ちなみに文春の報道があった3月から数えて1か月後の4月からは、ショーンK氏がメインキャスターとなるテレビ番組「ユアタイム~あなたの時間~」が始まる予定でしたが、4月になり番組自体は予定通り始まったものの、ショーンK氏は一度も出演することなく降板し、その後釜としてモーリー・ロバートソン氏(ハーバード大学卒業)がコメンテーターとして就任いたしました。

評価すべき能力

撤退力

週刊文春に不倫疑惑を報じられたベッキー氏なんかは、下手に嘘を嘘と貫き通して、結果として大炎上してしまいましたが、その点、ショーンK氏の引き際の速さは、ある意味見習うべきものが多いかと思います。

人は大なり小なり嘘をついていると思いますが、ショーンK氏の引き際の良さ、危機管理能力は、それこそコンサルタントしてもらいたいぐらいと思いました。

なんでもそうですけど、始めることも難しければ、撤退することもどれだけ難しいことか。この撤退力については評価してもいいでしょう。

知識、リサーチ能力、話術

よくショーンK氏のコメントは「あたりさわりがない平凡なコメント」と評価されますが、その「あたりさわりのない平凡なコメント」がどれだけ難しいか、実際に自分でその事件事故を批評するなりしてシミュレーションしてみればわかるかと思います。

1件2件の批評ならまだしも、数多くこなしていけば大抵の人は、数度と地雷を踏んでしまか、次第に無口になっていくでしょう。

つまり「あたりさわりがない平凡なコメント」というのは、どこが安全か、どこか危険かを熟知していないとできない高度なスピーチテクニックだったりします。

それはすなわち、ショーンK氏の事前のリサーチや、時事ニュースなどに必要な予備知識の勉強が入念に行われていたことの証左ともいえるでしょう。

もちろん、自分のキャパを超えた問題についてコメントを求められることもあったかと思いますが、そういう場合でも相手に気づかれず、上手く自分の知ってるエリアにまで誘導してその場を切り抜けていたことも考慮すると、その話術レベルもすごいものと思われます。

英語力

経歴詐称疑惑以降、ショーンK氏の全てが嘘っぽく安っぽく見えてしまいますが、英語力については、ほとんどネイティブな発音をマスターしていると評価されるのほどの英語力になります。

しかも自身のラジオでは、その道の専門家と英語で対話することもあったそうですので、その英語力は本物でしょう。

総括

嘘はいけません。ただ、この世界に嘘をついていない人はどれだけいるのでしょうか。

学歴社会や社会的な肩書に窮屈な思いをし、それにどれだけの意味があるのかと考える人もいるでしょう。

裏口入学を合法化したような、本来測るべく学力などを無視したAO入試などにより、より形骸化した学歴社会に対してのアンチテーゼ(対立命題)として、ショーンK氏の履歴は存在し続けることかと思います。

出典:Wikipedia

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