「あの日、あの場所、どんな事?」時代を振り返るタイムマシーンサイト

【2011年7月】スペースシャトル最後の打ち上げ、アトランティス宇宙へ

スペースシャトル
Pocket

スペースシャトル最後のミッション

2011年(平成23年)7月8日に、最後のスペースシャトル「アトランティス」が打ち上げられました。

アトランティスのミッションは、国際宇宙ステーションへの機材の搬入や物資の補給、燃料補給に加え、故障したパーツの回収になりました。

もとは、2010年に打ち上げられたスペースシャトル「エンデバー」がスペースシャトルとしての最後のミッションを行う予定で、「アトランティス」はエンデバーがトラブルに会った際の救出ミッション用としてスタンバイ(後方待機)していただけだったのですが、せっかく準備したんだから飛ばそうとNASAから無茶ぶりされて急きょ、このアトランティスがスペースシャトル最後のミッションを請け負うことになったそうです。

アトランティスは2011年7月21日に地球に帰還し、ミッション期間は12日と18時間28分50秒になりました。

1981年から続いていたスペースシャトル計画も、これにて終了。宇宙の歴史の一つの区切りがついた年になりました。

スペースシャトルとコスト

シャトル(往復する交通便)が意味する通り、スペースシャトルはロケットのような使い捨てではなく、何度でも再利用できて、その結果低コストになると見込まれて計画がスタートしたのですが、実際には再利用できる部分も限られ、安全対策などによりコストはロケットよりも高くなっていたそうです。

ちなみに計画の初期段階では1回のフライトにつき1000万ドルの予算と見積もっていたそうですが、実際には1回のフライトにつき15億ドル近いコストがかかるようになったそうです。

歴代スペースシャトル

  • エンタープライズ(初号機、実験機であり宇宙には行ったことがない)
  • コロンビア(2号機、初めて宇宙に行ったスペースシャトル。2003年、事故により喪失)
  • チャレンジャー(3号機、9回のミッションを成功。1986年、事故により喪失)
  • ディスカバリー(4号機、ミッション数39回。ハッブル宇宙望遠鏡を打ち上げた機体)
  • アトランティス(5号機、スペースシャトル計画最後のフライトを行った機体)
  • エンデバー(6号機、スペアパーツを使って作られた機体)

※正確にはロケット部分も併せてスペースシャトルと呼び、一般的にイメージされる飛行機のような形状をした部分はオービタと呼びます。

スペースシャトルの後の宇宙計画

NASAではスペースシャトルに代わり、スペース・ローンチ・システムと呼ばれる大型ロケットによる宇宙計画を立てております。

初打ち上げは2017年12月17日を予定しているので、今年の年末には何らかの形で、このロケットの話を聞くことになるかと思います。

出典:Wikipediaスペースシャトル
見出し画像引用:Wikipedia

SNSでフォローする
関連記事
No articles