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【2017年2月】金正男氏がマレーシアで暗殺

金正男
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金正男氏暗殺!?

2017年(平成29年)2月13日に金正男(キム・ジョンナム)氏がマレーシアで暗殺されました。

マレーシアのクアラルンプールの空港で、女性二人に液体のついた布を顔にかぶせられ、体調不良を空港の職員に訴えた金正男氏は、病院に搬送中に死亡したそうです。

犯人はだれか?

事件の舞台となった空港に設置されていた防犯カメラから、金正男氏を襲ったのは二人の女性であることはすぐに確認され、正男氏の司法解剖の結果から暗殺に使われたのはVXガスであることもわかりました。

防犯カメラに映った2人の女性は、それぞれベトナム国籍、インドネシア国籍を持ち、北朝鮮とは関係がないようにみられますが、2人の女性以外にも複数人が関与したと考えられているようです。

金正男氏とは?

金正男氏は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄にあたり、北朝鮮を建国した金日成(キム・イルソン)の孫、第2代最高指導者金正日(キム・ジョンイル)の子供にあたり、17歳の時には北朝鮮のコンピューター委員会委員長に就任し、北朝鮮サイバー軍の育成や、光ファイバー情報ネットワークの構築などを指導したと言われています。

そんな金正男氏は、当初北朝鮮最高指導者の最有力後継者と目されておりましたが、結果として金正日氏の死後は弟の金正恩氏がその後継者となり、金正男氏は北朝鮮から距離を置いて、海外に居を構えていたと報じられていました。

真相は闇の中

一時は北朝鮮国籍の人物が拘束されたりもしましたが、後日に証拠不十分として釈放されたりと、だれがどのような意図をもって金正男氏を暗殺したのかはわかりません。

金正男氏を担いで北朝鮮の金正恩体制を転覆させようとしている勢力がいるとかいないとか、そんな勢力に対して自分の地位を守るために北朝鮮が金正男氏を暗殺したとか、北朝鮮の仕業に見せかけ諸外国が暗殺したとか、あれこれ言われていますが、すべて憶測の域をでません。

ただ、2010年の中央日報の報道で、過去に金正恩氏が金正男氏の暗殺を計画したが失敗したとあったことだけは付け加えさせていただきます。

金正男氏の家族の安否

正男氏が暗殺されたことで、正男氏の家族の安全も心配されていましたが、事件から約1カ月後に正男氏の息子とみられる人物が、YouTubeにメッセージ動画を投稿しました。

正雲氏が後継者に内定したときの金正男氏

出典:Wikipedia

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